月曜日, 9月 19, 2005

個々のPCが独立して通話を実現することの革新性

私がSkypeをすごいなと思ったのはこういうことが実用レベルで実現されている事を実際に見たからです。

Skypeがすぐれているのは、それだけではない。さらに驚くべきことは、このシステムが大規模サーバ群によって実現されているのではなく、P2P(Peer to Peer)によって個々のコンピュータ間で独立した通話が実現されていることである。すべての情報を管理するサーバという存在がないのは、まさに革新的と言えるだろう。

 すべてのユーザーのSkype名が1つのデータベースに格納されているのであれば、このような検索は簡単なはずだ。だがSkypeでは、このユーザーデータベースがSkypeユーザーの各コンピュータに分散して格納されており、そこからこのような検索が行われ、それなりの早さで結果が返ってくることに、筆者は驚きを隠せない。相手を呼び出すといういちばん単純な機能についても、Skype名から相手の現在のIPアドレスを検索し、その相手がオンライン中かどうかといったプレゼンス情報を引き出す作業が、わずか数秒で行われるのだ。


NETWORKWORLD Online - コラム 通信・ネットワークの深層 第29回 Skypeで050番号が利用可能になると通信事業者は損か、得か?


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